DVD COLUMN - 2007.03 -

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2007.3月第2週

ここまでで12人のドラマーとの対談が終わったんだけれど、、、
え?まだ12人か。予定は26人・・・
ドラマー対談、予想以上に面白いけれど、実は意外と凹む。
あまりにみんなの突き抜けた信念を聞いていると・・・
じゃあ自分は? どうなの?って考えちゃう。
「オレ、ぜんぜんダメじゃん!」とか思ったりして。
これも修行かな・・・苦笑
とりあえず、下がっている間もなく、さらに対談はバシバシ続くのでした。
13人目のドラマーはすでにここ、三茶Devorahに到着してました。



オレ,ちょい遅刻です・・・スミマセン。
今や,売れっ子ドラマー村石雅行君。
学生の時、彼はウチの姉貴の同級生だった。
だから、ずっと、オレのことを公太!って呼んでた。弟だから。
でも、実は姉貴は大学2こ目だったから、オレの方が年上。でも、昔から公太!だから、今さら変えられない。
別に大した問題じゃないんだけど,ちょっとだけ気にしてたみたい。笑


たぶん、今一番仕事してるドラマー。ドラム職人。
技巧派・理論派・武闘派?
パンクが好きで有り余るエネルギーを放出するためにドラムを始めたにもかかわらず、神保彰を目指して、何故か芸大に入る・・・って、本質的には勘違い男?
あ、、、ゴメン。
でも、その細かーいところまで神経がいきわたった彼のプレイは、何度見ても、あたま下がります。まさに職人技!?!


屋外での対談撮影は気が散ることもたくさん。
クルマの騒音、通行人のリアクション、(いきなりカメラの三脚に蹴つまずく人!とか。)
と、いうわけで,二人目は屋内にしよう。



ここのところ毎年サマードラムスクールでも一緒で、パワフル?なんて言葉はもはや通りこし・・・スゴいエネルギーをもったドラムをたたく。
おそらく、もっとも多くの人の前でドラムを叩いたオトコ!?!
TOSHI NAGAI。

ずいぶん前にドラムマガジンの紙上で対談したことがあったけれど、その時、
長期休暇があったら何をする?って言う質問に、
彼は,「ニューヨークに武者修行に行く!」って。
オレ「海外でバカンス・・・」ダメだこりゃ!
それくらい、彼は好きなドラムを追求してる。
「表現したいことを人前で発表して、自分自身にその反応が帰ってくる。こんな気持いいことをもっと広めないでどうする?」って、クリニックもたくさんやってる。ドラム伝道師・・・。
何十万人の人に自分の音をとどけよう!って、身をもって経験してるだけに彼の言葉には説得力があるよな。
音を出すってことの責任・・・

最近,忘れてたかも。

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2007.3月第2週続き

ドラマー対談どんどん行きます!

お相手は元BOOWYの高橋まことさん。


前々から一度ゆっくり話を聞かせていただきたかった!
と、いうのも、自分がBOOWY とJUDY AND MARYを何となく比較対象していたから。
確か,バンド解散の時にメンバーでこんな話をしていた。

「俺たち、BOOWYくらいカッコいい終わり方かな?」って。

解散のタイミングとか、カッコ良さとかには結構こだわっていたからね。
それともうひとつ、安全バンドの頃とBOOWYに入ってから以降のまことさんのプレイが変わっていった経緯も聞きたかった。
そこにも、自分と似たものを感じていたから・・・


さて、
渋谷のど真ん中の和風居酒屋に登場したまことさん。
まことさんって、いつでもテンションが変わらない。
もう何年も前だけど、始めて会ったその場から「こうた!」って、すごく一生懸命に話をしてくれた。あれから、そんなに何度も会ってはいないけれど、この日のテンションもいつも通り。
経験談や失敗談などで、何度となく笑わせてもらいました。


「日々、与えられたことをしっかりやって、美味しいお酒を飲む。」
「それでいいじゃない?」って、実にシンプル。
言うのは簡単だけど、なかなか実行できないですよ!
「ドラムでは若い奴に負けない!」ってバンドのドラマーにこだわる
まことさん。カッコつけなさがカッコイイ!!!
自然体ってこういうことか?

もちろん、BOOWYのころの話もしっかり聞けたよ。




今週はなかなか凄いペースで対談がすすむ。
続いての登場は元爆風スランプ、ファンキー末吉さん。


今や,中国で最も有名な日本人ドラマー。最近では、北朝鮮にまでロックを教えに行ったり、、、まさに旅人ドラマー。
(この日の対談もスケジュール合わせるので大変でした。)

自分はパールのモニターをやっているけれど、実はパールドラムを紹介してくれたのがスエヨシさん。以来パールさんとも20年以上のお付き合い。
だいぶ前、スエヨシさんに「何でそんなに中国にハマってるの?」
って聞いたことがある。
するとスエヨシさん、「この本を読めば判ります。」といって彼が書いた
「大陸ロック漂流記」という本をくれた。
面白かった・・・
彼にそう言うと、「君も中国にいくか!?!」ってことで、なぜか一緒に四川省を旅することになった。
たった1週間の短い旅だったけれど、今でも忘れない珍道中・・・
最後にたどりついた北京で発熱して、たった4時間で日本に戻った時はまるで夢から現実の世界に舞い戻ったような感覚だった。もちろん悪夢からね。
(苦笑)
それくらいオレにとってはキビシい?国に、今も住んでいるスエヨシさん。
(失礼!)
「ドラマーとして評価されたい。」
「純粋に自分をドラマーとして認めてくれるから中国にいる。」
スエヨシさんは、自分に正直に生きている。やりたいのはロックミュージック。
カッコじゃなくて、未開の地に切り込んでいく彼のイキザマがロック!
最近じゃ,満足するドラム、こころのこもったドラムを演奏するために酒も我慢するし早く寝るらしい。 これもロック!か。


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2007.3月第2週続き〜その2

晴天の葛西臨海公園。
平日の午前中ってこともあって人もまばら・・・駐車場もガラガラ。
初めてきたけれど、何てデッカい観覧車!


こりゃあ確かにデート気分だわ・・・


まもなく登場した本日のお相手、SHOW-YAのミッタンこと角田美喜さん。
ブルーのピックアップワゴンから颯爽と登場・・・いきなりカッコ良過ぎ!

今回の対談で、唯一の女性ドラマー。(深い意味はないのだが・・・)
たまたまね。他がオトコばっかだったってこと。
そういう風にオトコだオンナだを意識してるから、自然じゃなくなってしまうのか。
ミッタンにも言われた。「最初からオンナだから、特に女性ドラマーって考えたことはなかった・・・」って。
確かにそりゃそうだ。

実は、むかしはオンナの人がドラムを叩く姿が、正直、好きではなかった。
スネアをはさんで、ドッカと股を開くスタイルがどうしてもね。
(個人的ですみません。)
最近は女性ドラマーも増えたし、女性ならではの良いドラムを叩くから、
むしろ好感を持ってます。実際、ミッタンと話をしていて,カッコいい!って思ったものに憧れて自分もそう成りたいって・・・

そういうのってみんな一緒だものね。

「ドラムは生活の一部。」
そう言い切ってしまうミッタン。
ファッションもクルマも、もちろんドラムセットにも彼女のコダワリがイッパイ。
とにかく見せることには命かけてます!
だってSHOW-YAのドラマーだもんね。
普段あまりおしゃべりは得意じゃないって言いながらも、ひとことひとこと、じっくり考えながら一生懸命話してくれたミッタン。とってもステキなドラマーでした。



ところで、撮影中またまたハプニング!?!
駐車場の管理人さんに撮影のことで注意されて・・・
結局、場所を移動することに。
撮影機材のセットには結構時間がかかるから、撮影スタッフもガッカリ・・


めげずにさらに歩いて公園の奥へ。
ラッキーだったのは、最高なお天気!海沿いの景色はさらに気持ちいいよ!
遠くにはこんな景色まで。


何だかとってもデートコース!
心地よーく撮影、無事終了!



都心に戻るのに、さほど時間はかからなかった。
次のお相手はもう恵比寿まで来てるし!
雑居ビルの地下、bar-UNDERBARで、待ってるよ、悪魔が・・・


世を忍ぶ仮の姿で登場したライデン湯沢氏。


自分とデーモン小暮閣下が高校の同級生、、、っていう有名?な話?もあって、ライデンとも、彼らが悪魔の姿でこの世に出現したとき以来の付き合いだけど、今日はいつになく精悍な印象!?!
そういえばマジメなドラム談義は始めてかも!
悪魔とはいえ、ドラム大好き。

今も,始めたころと同じ気持ちでドラムに接している悪魔。

バンドのオリジナルドラマ?であることに喜びを覚える悪魔。

後ろからフロント悪魔マンを暖かく見守る悪魔。

ドラムを叩くことが何より好きな悪魔。

ドラム好きな悪魔にシンパシー!?!

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2007.3月第2週続き〜その3

悪魔と別れた後、こんどはあるオトコの自宅作業場へ・・・
彼は,夜な夜なここで実験を繰り返している。
ビート・・・
グルーブ・・・
ニュアンス・・・
彼の研究は、一般の人から見たら、もう理解の範疇をはるかに超えた域まで達している。
彼の名は太田明。
元筋肉少女隊のメンバーである。


こんなドラマーは初めてだ。学者?哲学者?
練習なんて次元ではない。
彼はドラムを分析している。
「ビートのへそになりたい。」
そのために考える。考える。考える。
実験を繰り返す。繰り返す。
スゴい!スゴすぎる!
オレの一番足りない部分である。
もちろん、研究の目的は人類を楽しませるため。
人を踊らせるため。でも、彼自身がその研究を一番楽しんでいるのも事実。
うーむ。
太田明・・・ただ者じゃない!


ここで、また裏話。
これは驚くよ!
実は、筋少の太田君・・・
今回のDVDの映像ディレクター横井氏の実の弟!!!
横井氏を紹介してくれたのも太田君。
横井氏曰く、「弟の方が後からドラムを始めたのに、あっという間にウマくなってデビューしてしまった!!!」。
それは彼が仕事の方向転換をしたきっかけでもあったらしい・・・
でも、だから、今の映像のプロフェッショナル
横井氏が存在するのも事実。
人生、何がどうなるかは蓋を開けてみないとわかりません!


ついでに、おまけ・・・
太田氏の部屋の壁にこんなギター発見!(隠し撮り失礼。)

ヘッドにはこんなお茶目なロゴが!

特に深い意味はありません。


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2007.3月第4週

さてさて、ドラマー対談もいよいよ佳境に入って参りました。
20人目の登場です。
今までいろんなドラマーと話をしてきて、みんなそれぞれのこだわりを持って頑張ってきたことは良ーくわかったけれど、そんな中でもこの人。
ある意味「こだわり度数」は一番?じゃない!?!
宮脇”joe”サトシ。


オレがやっとドラマーとして仕事をし始めた時、すでに誰もが認めるトップ”ロック”ドラマーだったJOE(年下なのに!?!)。
いろんなバンドに関わってきたけれど、
彼はとにかく生き方がハッキリしてる。

B型。
]
「好きなものは、とことん好き!」「そうでないものはどうでもいい・・・?」
音楽しかり、ドラムセットしかり、そしてクルマもね!
という訳で、彼のこだわりのロータスをどうしても登場させたくって、わざわざ普段からお世話になってる崎山自動車さんのガレージを借りてしまったよ。


クルマ業界では有名なエンジニア崎山さんも認める、彼のエスプリへのこだわり。


だって・・・20年、同じクルマに乗り続けられるかい?
この罰ゲームみたいなクルマに!(Joeが言ったんだよ。笑)

実はね、マジメにドラム談義をするのはこの日が初めて。
改めて話して感じた彼の自然体・・・「プロドラマーになったことで目的は達成してる。あとはどこまで自分を維持できるか・・・」
なんて、サラッと言ってしまう。自分の理想型を頑固に求めて、努力し続けるオトコ。

オレもクルマは好きだけど・・・まだまだゼンゼン甘いな。
Joeに会うたびに思う。
自分の大切なものをもっともっと可愛がってやろう!って。


あれー???何だかクルマのはなしばっかりになっちゃった?
でもね、クルマ選びで人間が出てくるから・・・
ロータスはホントに好きじゃなきゃ無理だね。
でも好きなだけでも無理だね。
それだけに魅力的・・・




それを乗りこなすオトコもね。


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2007.3月第4週続き

さて、、、
ロータスを前に、ついつい子供に返ってしまっていた自分を取り戻しつつ・・・
次の現場、西麻布へ。

「mengelmoes」に、前回機械トラブルで対談延期になっていた酒井麿くんに再登場してもらったよ。

隠れ家のようなこの店のカウンターに座って、彼と話をしていると、不思議と落ち着いた気分になってくる。
ヒトそれぞれの役割ってあるんだろうけれど、この安心感も彼の役割?

「リズム伝道師。」
叩く楽しさをみんなに伝えたい。
楽しくなることはとことんやりたい・・・by酒井麿


本当にリズムを楽しんで、その楽しさを伝えたい、共有したいって思ってプレイしている麿ってステキだよ。
彼が活動しているドラムサークルでは彼自身、生き生きしてるもの。
そんな楽しい波動が伝わるのか、ドラムサークルは、今やどんどん大きな輪になっているのも事実。
ドラム、パーカッション、すべてのリズム楽器、いや、、、楽器が無くたってリズムを発することのできるあらゆるものを使ってビートを発することが、人間の躍動であり、生きてるってことの証だって!
そこまで考えるかー!?!
でも実は、そんなクリミティブな楽器に自分も関わっているんだな・・・って
改めて教えてくれた。
ありがとう。


年に何回かドラマー飲み会なんてことをやったりしているんだけれど、言い出しっぺはオレと麿。結局、俺たち、そういうのが好きなんだね。



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